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2017年2月20日 (月)

本人の意思、家族の意思

仕事終わりに、主治医から話があった。

脳の中に溜まっていた水は、だいぶ
引けてきたそうだ。
ただ、まだどうしても引きが足りないらしい。
意識は、刺激で目を開ける程度で変わりはない。

水頭症になりシャント手術をしたものの
お腹の圧に脳の圧が負けてしまい
出来るだけ頭を上げていないと
髄液が上手く流れていかないらしいのだ。

それに対しては、出来るだけ頭を
上にあげた姿勢を取りたいと。

今は人工呼吸器を付けて口腔内から
気管内挿管のチューブを出しているけど
気管切開をして、口のチューブを抜いて
喉から呼吸をするようにして
危険を減らしてから
姿勢の変更をすると変化があるかもしれない
...との事であった。

呼吸器を付けて、約1ヶ月が経っている。
近々、気管切開の話は出ると思っていた。

気管切開をすると、言葉が話せなくなる。
何よりも、喉を切開する手術を
受けなければならない。
ただ、積極的な治療の拒否は
命を短くするかもしれない事も
頭に入れておかなければいけない。

息子様と相談した。

もう、痛い事はしなくてよいよね。
何よりも痛い事は嫌いな人だし。
それに、意識が戻った時に
あのおしゃべりの母が話せないなんて
苦痛だよね。

気管切開は断った。

そんな話をして1週間
人工呼吸器が外れた。
今は口腔内の挿管チューブから
酸素を送気されている。
自発呼吸が戻ってきた。

意識は変わりないけど
自分で息が出来るようになった。

それで良い。
それで良い。

次の目標は何だろう。

来月末には、そろそろ3ヶ月を迎える。
転院も視野に入れておかなきゃな。

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