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2016年12月

2016年12月30日 (金)

続き

そして、今日の面会。
昨日の状況を見てから、息子様は
『俺は今日は行かなくても良いか?
宿題もあるし...。』
もちろん、それでOK。
宿題なんて、ただのこじつけだってわかってた。
彼にとって、あの姿は衝撃以外の何ものでもないんだ。

ICUに入る。
ん? 母のいるはずのベッドでは
リハビリスタッフが足の曲げ伸ばしを
している。
パジャマを着た人が酸素マスクをしながら
何か話している。

んんん?と、思っていると
担当看護師から
『今日、抜菅したよ。今、リハビリしてるから
見ていきなよ。』

目を疑った。
母の顔は腫れていたけど
(これは、これから酷くなるんだよな...。)
私が『わかる? 私がわかるの?』
と聞くと『わかる。』
『今、具合はどう?』と聞くと
『頭痛い。』
『倒れた時の事、覚えてる?』と聞くと
『覚えてない。』
受け答えは出来ていた。

さらに、手を握り返すことも
足を動かす事も出来てた。

予想外だった。
私はどこかで諦めていた。
もうダメだと思っていた。

これが発症2日目の状態。
明日はどうなるんだろうか。

ただし...悪化のピークは
術後4日~14日
これから来るんだよな...。
でも、まだ来ていない事を心配しても
仕方ない。
今日は話ができた。
それだけで良しとしよう!

衝撃

昨日の朝のこと
とんでもなく忙しかった深夜明けの次の朝
っていうこともあったし
息子様が冬休みだった事もあるし...
いろんな事が重なって
起きるのが遅かった。

ベッドを出たのが8:30
そのまま居間に来ても誰もいない。
ん?
みんな寝坊かよ!と思いながら
こたつ、ストーブ、ファンヒーターを
一気に稼働。

そのままトイレに行くと、母の部屋からは
電気ストーブの明かりがもれている。

『みんな起きて来ないから
自分の部屋で暖まっているんだなぁ』
と思いながら、声を掛けに行くと
ベッドには、ネコを抱いたまま寝ている母

...何かおかしい。

声を掛ける...反応がない
肩を叩く...眼球が動いた。
爪を強く押す...ピクっと動く
呼吸はある

ヤバイ! 救急車呼ばなきゃ。

息子を起こし、付いていてもらい119。
その後、保険証、薬、パジャマ、バスタオル
タオルを袋につめて、自分の車にエンジンをかける。

まもなく、救急隊到着。
救急車は出払っていて、まだ20分かかるとの事。
この状態だと、県中央まで搬送するかもしれない
ので、ドクターヘリの要請となった。

結局、受け入れ病院は自分の勤務先。
まぁ専門病院だからな。
申し訳ないが、救急車とドクターヘリの同乗は
息子様にしてもらった。
本当は、未成年はダメらしい。
でも、他に乗れる人は家にはいない。
救急隊に
『何かあったら、彼の判断で構いません。』
と、伝えた。
17歳には重かったかな。

病院に付き、急患室に向かうと
当たり前にみんな知り合い。
『うちの母です。』と伝えて部屋を出る。

待合室には、看護部長・各病棟師長・外来師長
手術室主任...わらわらといろんな人が来て
『すぐに緊急手術だな。』
『命を救わないとな。』
みんなで声を掛けてくれるけど
患者家族としては、選択肢を提示して欲しかったな。
一応、息子様とふたりで
『もしもの事があっても
本人は手術したくないって言ってたよね。
どうしようか...』
って言ってたんだけど。
ドクターからの病状説明でも
『12時目安で手術を始めようと思う。』って。
くも膜下出血だった。

もうこうなったら、腹をくくるしかない!
『お願いします。』と伝えて部屋を出た。

手術は12時15分すぎに始まった。
予定は6時間だけど、8時間見て欲しいと
言われたが...結局9時間半かかり
ICUに戻ってきたのは、22時。

ドクターからの説明では
くも膜下出血になると
1/3は当日死亡
1/3は後遺症を残す
1/3は家に帰れる

とりあえず、当日死亡は逃れられた。
しかし、今後はわからない
手術はかなり特殊な部位だったんで
時間はかかったけど問題無く終わったとの事。
帰りに顔を見に行くと
気管内挿管され、人工呼吸器を付けた母が
ベッドに横たわっていた。
ひとまず、家に帰ることにした。
...続く

2016年12月18日 (日)

寒い~。

今年はまだ、積もるほどの雪が降らなくて
ホントにありがたい。
゚ 。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。 ゚

今日は早々とお風呂に入り
ひっさしぶりに『笑点』が観られてます。
これから夕飯を食べて...出勤だ。
|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||

あ~途中までは最高だったのにな。

ちなみに、今朝3時に帰ってきました。
もちろん仕事ですよ。
では明日の朝、9時半に帰れるように
頑張ってきます。
あっ! 頑張らない、頑張らない。

2016年12月12日 (月)

楽しい報告がなくて...

前回のブログ更新から早1ヶ月半

同期にもうひとり新人准看護師の女の子がいたんですねぇ。
え~と、20歳。
今まで登場してなかったけどね。

その彼女もとうとう異動になりました。

毎日、家は出るものの
職場までたどり着けない日が続いていました。
何してたんだろうな...。
お家の人は、朝出ていって
夕方帰ってくれば・・・そりゃ仕事してると
思ってるだろうな。
辛かったろうな...。

別の部署に異動になって
元気に働ければ良いと思う。

これって、異常事態でしょ?
なんで何も変わらないんだろう。
何かがおかしい。

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