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2016年12月30日 (金)

衝撃

昨日の朝のこと
とんでもなく忙しかった深夜明けの次の朝
っていうこともあったし
息子様が冬休みだった事もあるし...
いろんな事が重なって
起きるのが遅かった。

ベッドを出たのが8:30
そのまま居間に来ても誰もいない。
ん?
みんな寝坊かよ!と思いながら
こたつ、ストーブ、ファンヒーターを
一気に稼働。

そのままトイレに行くと、母の部屋からは
電気ストーブの明かりがもれている。

『みんな起きて来ないから
自分の部屋で暖まっているんだなぁ』
と思いながら、声を掛けに行くと
ベッドには、ネコを抱いたまま寝ている母

...何かおかしい。

声を掛ける...反応がない
肩を叩く...眼球が動いた。
爪を強く押す...ピクっと動く
呼吸はある

ヤバイ! 救急車呼ばなきゃ。

息子を起こし、付いていてもらい119。
その後、保険証、薬、パジャマ、バスタオル
タオルを袋につめて、自分の車にエンジンをかける。

まもなく、救急隊到着。
救急車は出払っていて、まだ20分かかるとの事。
この状態だと、県中央まで搬送するかもしれない
ので、ドクターヘリの要請となった。

結局、受け入れ病院は自分の勤務先。
まぁ専門病院だからな。
申し訳ないが、救急車とドクターヘリの同乗は
息子様にしてもらった。
本当は、未成年はダメらしい。
でも、他に乗れる人は家にはいない。
救急隊に
『何かあったら、彼の判断で構いません。』
と、伝えた。
17歳には重かったかな。

病院に付き、急患室に向かうと
当たり前にみんな知り合い。
『うちの母です。』と伝えて部屋を出る。

待合室には、看護部長・各病棟師長・外来師長
手術室主任...わらわらといろんな人が来て
『すぐに緊急手術だな。』
『命を救わないとな。』
みんなで声を掛けてくれるけど
患者家族としては、選択肢を提示して欲しかったな。
一応、息子様とふたりで
『もしもの事があっても
本人は手術したくないって言ってたよね。
どうしようか...』
って言ってたんだけど。
ドクターからの病状説明でも
『12時目安で手術を始めようと思う。』って。
くも膜下出血だった。

もうこうなったら、腹をくくるしかない!
『お願いします。』と伝えて部屋を出た。

手術は12時15分すぎに始まった。
予定は6時間だけど、8時間見て欲しいと
言われたが...結局9時間半かかり
ICUに戻ってきたのは、22時。

ドクターからの説明では
くも膜下出血になると
1/3は当日死亡
1/3は後遺症を残す
1/3は家に帰れる

とりあえず、当日死亡は逃れられた。
しかし、今後はわからない
手術はかなり特殊な部位だったんで
時間はかかったけど問題無く終わったとの事。
帰りに顔を見に行くと
気管内挿管され、人工呼吸器を付けた母が
ベッドに横たわっていた。
ひとまず、家に帰ることにした。
...続く

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