私曰く…

昨日の夕方、母の容態が急変した。
帰り間際に話は聞いていたものの
病室に行ってみて、目を疑うほどの変わりようだった。
HR150代 SPO2は88パーセント 体温は39度近い
リザーバーマスクで酸素は10Ｌいっているのに。
肩呼吸どころじゃない、もう全身を動かしながら
やっと息をしている。
血圧は60代、おしっこも出ない。
一体何があったのか？
一昨日までは変わりなく、機械浴してもらっていたのに。
話によると、リハビリ後
気持ち悪い...と言って、少し嘔吐したようだ。
そこから、一気にこの状態になったらしい。

帰宅して、お風呂に入っていると携帯がなった。
病棟と看護師と当直のドクターだった。
様子を説明してもらい、呼吸状態の悪化が
あった場合、どう対処していくかであった。

以前から決めていた。
延命はしない。
だから、呼吸器も付けない。
『すぐに向かいます。
もう何もしなくて良いです。
ただ、本人が苦しくないように
してやって下さい。』と話して電話を切った。

病室につくと、夕方よりは
楽そうに呼吸しているようにみえる。
個室に移動し、息子様と付き添う事にした。

輸液と抗生剤の点滴で、熱は６度代に下がり
SPO2も100パーセントになった。
HR90代 血圧は70代だけど
橈骨で脈拍が触れるようになってきた。
相変わらずの努力呼吸だが、まぁ落ち着いた部類に入るだろう。
このまま今日は様子をみよう。

今日は息子様の誕生日。
６日後は、大学入試が控えている。
せめてあと１週間頑張って欲しい。
そして、12月29日が来ると
倒れた日からちょうど1年になる。
...そうか、1年か...。