お坊さんだって悩んでる
以前、瀬戸内寂聴さんのエッセイで、小説家で僧侶の(逆かしら!?)玄侑宗久さんが紹介されていました。
たしか、それをきっかけに『中陰の花』という小説を買ったのを覚えてます。
…っていうか、たしかココでも紹介したわ。
特に気にしていた訳じゃないけど
先日、図書館で本棚から斜めに飛び出している本があって、直そうと手に取った本がこちら。
《お坊さんだって悩んでる/玄侑宗久》

手に取ったのも、何かの縁…だと思い
そのまま借りる事に。
お坊さんからの相談に答える形で進んでいくんだけど途中に
『大震災(ここの場合だと、阪神淡路大震災と中越地震)のボランティアに行けず後ろめたいのですが
どうすべきでしょう。』
という相談が載っていました。
そこでの玄侑住職の答えがこちら。
『…中略
迷ってここに相談を持ちかけるのなら
行かない方が良いと思いますよ。
…中略
それに心配しなくても、そのうちお近くにも天災がありますよ。』
ひゃ〜なんか怖い。
この相談されたお坊さんが
今回、被災されてなきゃ良いけど…。

ちなみに玄侑住職のお寺は福島県にあるようです。
ブログをチェックしたら
お元気そうで何よりでした。
お坊さんの言葉は重いです。
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