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2009年5月19日 (火)

愛する能力

仕事帰りに、最近計算能力があやしくなってきた息子の為に計算ドリル&算数ドリルを買いに行きました。
そこで見つけたのがこの本。
 
《愛する能力・瀬戸内寂聴》
 
 
これを見て
『あらさくらまみいさんったらとうとう色ボケ』
…と思ったあなた
大間違いなんだな。
 
チラッと開いた本の一行目に
梅原猛
聖徳太子の文字が…。
なんだって〜っ。
 
梅原猛先生は、私が崇拝している哲学者。
法隆寺の七不思議について書いた《隠された十字架》の著者でもあります。
この本の中では《梅原猛の道徳授業》 の内容について取り上げられています。
 
さてさて…この本は他にハンセン病やフセイン、テロ・戦争被害者家族や
世間を震撼させる事件の少年加害者についてなど…瀬戸内寂聴さんの視点で語られています。
90歳近くなっても、この切り口。
やはりすごい人だ
 
最後に《愛する能力》を瀬戸内寂聴さんの言葉から引用していくと…
 
 
〈人間は生きているのではなく生かされてきたのであり
私たちひとりひとりの命には、この世界の灯となる義務がおわされているのである。
…中略
生きている自分を取り巻く環境がいかに過酷になろうと、私達は生活の中にほんの少しでも明るさを見いだし、愉快に生きる力を見出していかねばならない。
それには何よりも愛する能力をよみがえらせる事ではないだろうか。〉
 
愛する能力・瀬戸内寂聴/あとがきより…。
 
 
なんだかよくわからんが…
 
みんなで楽しく生きようではないかっ!
 
読みたい方は、一声かけてね〜。
 

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