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2016年6月20日 (月)

人助けと危機管理

本日、私はお休み。

なんで、息子様を駅まで迎えに行くと
興奮覚めやらぬ様子で車に乗り込んできたのね。

話を聞くと・・・
学校帰りに、小学校低学年の男子が足から
血を流しながら泣いていた。
どうやら、思いっきり転んだらしい。
それなんで、道沿いの家の人にお願いして
水を貰って、血を洗い流してカットバンを
貼ってあげた。
しかし、痛くて歩けないっていうんで
その子をおんぶして、学童保育の場所まで
送っていったらしい。
距離は1キロ程度だけど・・・。
で、学童保育の先生に事情を話して帰ってきたと。

本人は、ちっちゃい子がケガをしてるんだから
助けて当然だろう。
俺は見ないふりなんて出来ない
・・・っていうんだけどさ

なんか、良い事をしたね!って
一緒に喜んであげる事はできないんだよ。

だってさ、ケガの原因がわかんないじゃん
誰かに襲われて、犯人が近くにいるかもしれないし。
それに、他人の血に触るのは、感染の危険があるし
知らない家を訪ねて、水をもらうのも
なんか怖い。
何よりも、小学校低学年の子をおんぶして
別の場所に運ぶんだって
もし、それ以上のケガをさせたり
誘拐みたいに思われる事もあるんじゃないか・・・とか。
携帯を持ってるんだから、その子の学校に連絡するとか、他の方法があっただろうと。

私がひねくれているのかもしれない。
でも、他人を助けることも大切だけど
自分の危機管理だって
ものすごく大切な時代だし
世の中だと思うんだよね。

息子様は、そういう思いがすごく強い所があって
私は前から
『 誰かが溺れていても、絶対に助けに行くな。
みんな助けられると思って、ある程度自信があるから行くんだ。 でも助けられなくてみんな死んじゃうんだよ。悲しむ人が増えるだけなんだよ。』
って言って聞かせていたのね。
でも、ダメなんだな~。
これじゃ、真っ先に飛び込むタイプのままだよな。

親とすれば、自分の子ども可愛さで
守りに入っちゃうんだよ・・・。
はぁ~(;-ω-)

どうするのが、正解なのかなぁ。

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